価値観の言語化による人材育成と東西二大拠点化を進めるナサホームの成長戦略

## 記事サマリ
・2025年度に売上高105.5億円と初の100億円超えを達成し、2026年度は112.4億円の目標を掲げる。
・自社価値観やスキルの言語化による育成プログラムの刷新で、新卒の若手社員が過去最高の売上をあげるなど戦力化が進む。
・今後は成長の軸足を東京へ移して協力業者網を構築し、未進出の地方都市では水回り専門店のFC展開により全国拡大を狙う。
## 感想・考察
同社は着実に業績を伸ばし、新体制下でさらなる全国展開を加速させている。2026年現在のリフォーム業界は職人不足や人件費高騰が深刻であり、施工体制の確保が最大の競争源泉だ。その中で、同社が「価値観やスキルの言語化」によって若手を早期戦力化し、東京進出においてまず職人ネットワークの構築を優先する戦略は極めて理にかなっている。業界全体が低採算や人手不足で二極化する中、人材育成という強固な内製基盤を武器に、地方でのFC展開も含めたシェア拡大を進める同社のモデルは、激変する市場を勝ち抜く大手・中堅リフォーム企業の生存戦略の最適解と言える。
参照:
ナサホーム、今期目標は112億円、非関西圏への出店、社員育成を推進