## 記事サマリ
・渋谷区のLIGHTHOUSE DESIGNは、法人案件のうち都内の築30年前後のマンションリノベに注力している。
・不動産会社など法人案件が8割を占め、年間約100件を施工。社員6名が一貫対応し、職人との関係強化で施工力を維持する。
・今後はシステム導入による効率化や、個人向けリノベ事業・買取再販事業にも注力し空き家問題など社会課題への貢献を目指す。
## 感想・考察
全国の空き家率は約14%、東京都でも10%超に達している。そして、不動産業界では、物件仕入れ後に外注でリフォームを行うケースが多く、コスト高・工期遅延・品質ばらつきが課題となっている。
施工会社が直接買取再販に参入すれば、「設計・施工・販売」一貫管理による収益率向上が見込める。LIGHTHOUSE DESIGNは、買取再販業者との取引が多く、ニーズと課題を熟知しており、自社で仕入れ〜リノベ〜販売までを担えば、中間マージンを削減できるのが強み。本取り組みは、既存ストック住宅を再活用し、空き家・過疎化といった社会課題を解決するものといえる。
参照:
『買取再販リノベ事業で4.9億円 BtoCも注力』
https://www.reform-online.jp/news/renovation/67371.php