## 記事サマリ
・スイーツインベストメントは、不動産会社との信頼関係を基盤に年間45件を仕入れリフォーム後に約1500万円で再販している。
・昨年静岡ガスリビング傘下となり、資金力と信用力を基に事業基盤を強化し、藤枝市の「空家等管理活用支援法人」に指定された。
・官民連携で空き家問題の解決を推進し、空き家の民泊転用にも取り組み、新たな収益モデルの確立と地域貢献を目指している。
## 感想・考察
この事業の難所は、「仕入れた空き家のポテンシャルを見極め、リフォームして再販するか、更地売却にするか、改修方針の大枠を決めること」にある。今後、全国的に空き家は増加し、「住宅としては売れない物件」をどう価値転換するかが業界の焦点になる。
民泊・小規模商業・地域拠点化など、用途転換型ビジネスがより主流化し、自治体と民間の協働モデルが拡大することで、空き家ビジネスは再販から地域資源化へ進化していく。
顧客目線では、空き家を負債にせず資産として有効活用するために、「立地」「物件状態」「市場ニーズ(売れるのか)」「所有者の目的」という4軸から、土地活用・リノベ・更地売却・買取を決めると良い。
参照:
『空き家戸建てを次々再生し民泊にも 「空き家買取専科」の事業モデルとは』
https://www.reform-online.jp/news/renovation/67626.php