## 記事サマリ
・タカラ塗料が、新しい遮熱断熱塗料「リフレクトサーモ」を2025年9月17日から販売開始。建物の屋根・外壁の温度上昇を抑え、夏は冷房、冬は暖房のエネルギー消費を大幅に削減できる。
・実験データによると、夏の冷房消費電力を最大で30〜40%、暖房では20〜40%の削減が期待でき、他社製品と比べて屋根裏温度や表面温度の抑制でも優れた結果。
・カラーは淡彩色23色を標準で用意し、オーダーメイドカラーも可能。下塗り不要で、多様な素材に対応、耐用年数約20年と長寿命設計。
## 感想・考察
リフレクトサーモは遮熱と断熱を兼ね備え、省エネと快適性を同時に実現する点で大きな意義を持つ。
夏冬で30〜40%の電力削減が可能というデータは、光熱費高騰への対応だけでなく、国が推進する脱炭素社会や省エネ基準強化の流れとも合致している。23色の標準色とオーダーメイド対応によるデザイン性の柔軟さは導入のハードルを下げ、下塗り不要で施工効率を高める仕様も業者にとって大きなメリット。
耐用年数20年という長寿命設計はライフサイクルコストの低減にもつながり、国の住宅政策が目指す持続可能な住環境づくりに沿った製品といえる。
参照:
『夏季の冷房消費電力最大40%減!公共施設・工場の夏の暑さ対策に貢献する遮熱断熱塗料「リフレクトサーモ」販売開始』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000067655.html