3分でわかる!今日の業界トピック

建設的な経営戦略事例

作成者: ヌリカエ・リフォスム運営事務局|25年33月03日

## 記事サマリ
・住宅設備リフォームの交換できるくんはホームセンターカインズと資本業務提携を締結し、約2.4億円を調達、カインズは第4位株主となった。
・協業内容は相互補完によるサービス領域と提供エリアの拡大、DXプラットフォームを活用した事前訪問不要の販売方式展開。
・マルチスキル職人育成や「交換士」のブランド化を共同で進め、高まるリフォーム需要に対応し、職人環境の整備を目指す。

## 感想・考察
人材不足という大きな業界課題に対して、M&Aや資本提携は改めて本質的な改善策だと感じる。
企業の課題に対して、自社で解決するコストと他社の既存アセットを活用するコストだと後者の方がリスクが少ない事が多い。
それと同時に、リフォーム業界自体は競争が激化しており、どの企業も既存の主事業から拡大や別の事業に展開している事例が直近多数みられる。
これからの時代、より企業ごとの経営戦略の質の差がより顕著になっていく。リフォーム市場を俯瞰的に捉え、どの領域にどのように足を踏み入れていくか
戦略とそれを実現する実行プロセスの質にこだわれるかが生き残っていくキーポイントだと感じる。

参照:
『交換できるくん、カインズと資本業務提携 DX型リフォームの拡大・職人育成へ』
https://www.reform-online.jp/news/reform-shop/67606.php