## 記事サマリ
・DXに未着手な企業は、全体の55.3%
・導入ツールの効果を実感している企業は26.3%
・導入障壁は技術ではなく「人」
## 感想・考察
建設業界では、DXにまだ「未着手」の企業が全体の55.3%。導入している企業でも「効果を実感できている」と回答したのは26.3%にとどまる。つまり、DXの停滞要因は“技術”ではなく“人”。ツール導入そのものよりも、現場での理解・活用・定着が進まないことが課題になっている。
今後の弊社の開発では、単なる機能提供ではなく、利用実感をどう生み出すかが重要になる。導入しても使われなければ意味がなく、使われても成果につながらなければ価値はない。ユーザーが“現場で効果を感じる”体験を設計できるかが、プロダクトの成否を左右する。
そのためには、CS(カスタマーサクセス)と使いやすさの設計が中核となる。ツールを提供して終わりではなく、運用・改善・習慣化まで伴走し、ユーザーが成果を出せる状態をつくること。これを実現できるかどうかが、弊社の今後の開発方針を決定づけるポイントになる。
参照:
『「建設DXはなぜ進まない? 現場DXの実態調査」BUILT独自レポート』
https://built.itmedia.co.jp/bt/articles/2507/14/news013.html