## 記事サマリ
・倒産増加が最も顕著な「サービス業」では、多くの財務指標が悪化し、業界全体にコロナ禍の影響が及んだことが明らかになった。
・「製造業」「建設業」では倒産件数が大幅に増加したにもかかわらず、標準財務指標上の悪化は限定的との結果。
・標準財務指標は企業平均値となっている為、個社別での財務分析が重要。
## 感想・考察
リスクモンスターの内容によれば、建設業では効率性の悪化があげられている。
具体的には「買掛債権回転期間」「棚卸資産回転期間」が悪化傾向にある。
また、原材料や人件費高騰などから「売上高営業利益率」も悪化傾向とのこと。
仕入れのコスト高もあるが、契約/売上に繋がるまでの期間も伸びているため、より資金繰りを悪化させている可能性もある。
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ぜひこの機会に利用してみていただきたい。
参照:
『第1回「業種別標準財務指標」分析結果発表! ~コロナ禍の影響を財務指標で検証-サービス業は多くの項目が悪化~』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000002438.html