## 記事サマリ
・500万円以上のリフォームを「大型リフォーム」と定義し、全国の受注件数を比較したランキング。
・富裕層向けの高単価・全面改装型リフォームが拡大。
・採用強化・営業教育・中古住宅再生への注力が進む。
## 感想・考察
500万円以上のリフォーム件数の2025年ランキングである。
Top3には、住友不動産ハウジング、ミサワホームグループ、住友林業ホームテックがランクインしている。
市場ニーズは、富裕層向けの高単価・全面改装型リフォームが拡大しているが、それに対して各企業はブランド力や提案力で争っている。受注件数を伸ばせている会社の特徴として、人材の採用が上手くいっている事、空間提案が高いレベルで出来ていることがあげられる。
2位に初ランクインのミサワホームグループは、一般顧客からのリフォーム受注を拡大するために積極的な設備投資を行っており、今年4月には東京・目黒に約80坪あるショールームを新設した。
また、昨年比で順位を7つ上げて24位となったa-tech(東京都目黒区)は積極的な採用を進めており、年間で約20名の採用を行っている。
このように高単価リフォームのニーズは増加してきており、採用、ショールーム拡大も含めた提案力が他社との差別化の鍵になる。
参照:
『【大型リフォーム受注数ランキング2025】 住友不動産は5年連続1位 2位にミサワホームグループ』
https://www.reform-online.jp/news/reform-shop/67326.php