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リフォーム市場の新機軸

作成者: ヌリカエ・リフォスム運営事務局|25年34月09日

## 記事サマリ
・LIXILはこのほど、リフォーム市場の新機軸となる新たなリフォーム提案「壊さないリフォーム」を発表。
・建築基準法改正で4号特例が縮小されたタイミングを好機に捉え、リフォーム会社の生産性向上に貢献する。
・壊すリフォームと比較し、60%のコスト削減と3か月の工期短縮を実現する。

## 感想・考察
資材の高騰や人材不足が近年課題とされているリフォーム業界において、本事例は企業とお客様の課題を解決する良い事例になると感じる。
断熱等級6レベルの施工において、以前の壊すリフォームに比べて壊さないリフォームは施工コストが60%程削減され施工工期が3か月程短縮されている結果には驚いた。この事例が業界の新しい軸になることで、申請等を含めた大型リフォームの体制が整っていない企業でも、1施工あたりのコストを抑え、職人あたりの単価を上げる試みが可能になる。
また、お客様がコストや施工期間の面で断念していたケースにおいても、新たな価値提供の方法として選択肢を与えられる。
限られたリソースと制約条件の中で、業界のスタンダードに捉われず、新たな変化を生み出す動きが市場の中で求められているのではないか。

参照:
『LIXILの新提案「壊さないリフォーム」とは? 4号特例確認申請不要に』
https://www.reform-online.jp/news/manufacturer/67609.php