3分でわかる!今日の業界トピック

リフォーム企業のAI利用率は?

作成者: ヌリカエ・リフォスム運営事務局|25年00月23日

## 記事サマリ
・AI活用への関心は57.3%ある一方、実際に活用できているのは37.5%。
・現場のデータ管理はExcelが中心だが、複数ツールを横断して使われており、63.0%がデータ管理に課題有りと回答。
・AI導入前に整えるべきこととして「データ整理・記録ルールの統一(35.9%)」が最多。

## 感想・考察
今回の調査を見ると、AIを「使ってみたい」と感じている人は57.3%と多い一方で、実際に活用できているのは37.5%にとどまっている。この差分を見たとき、AIへの興味はあるものの、「AIで何ができるのか」「何を整えれば使えるのか」が十分に理解されていない現場も多いのではないかと感じた。実際、ExcelやLINE、写真、紙など管理データが分散し、63.0%がデータ管理に課題を感じている状況では、AIを入れても成果が出にくいのは自然だろう。調査でも「データ整理・記録ルールの統一」が35.9%と最も重視されており、管理基盤の構築とAI導入をセットで考えることが、現場DXの本質的な価値につながると改めて感じた。

参照:
『ミツモア、「設備・保守・リフォームなどの現場作業従事者のデータ管理・AI導入実態調査」を実施』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000026519.html