## 記事サマリ
・十勝エリアを拠点に、建築会社としての実績を活かした「仲介+リノベーション」のワンストップ提供。
・「リノベ不動産」に加盟し、1級建築士による高いデザイン性で、改修単価2000万円超の高単価案件も獲得。
・年間約120件の仲介実績を誇り、地元のポータルサイトや紹介、見学会を軸に質の高い住まい作りを展開。
## 感想・考察
単なる不動産仲介に留まらず、強みである建築技術を融合させた「ワンストップサービス」が、競合他社との差別化の要因になっており、売上の75%をリノベーションが占めている点は、仲介を顧客との接点とし、高単価な改修案件へ繋げる良い事例である。
また、新築より1000万円安く、かつ自由度は高いという提案は、コストパフォーマンスと理想の実現の両立を求める顧客の要望を満たしている。顧客がリフォームに求める事は、単なる物の交換ではなく、生活の質を向上させる事が重視されていると読み取れる。
地方特有の紹介文化を大切にしつつ、FCのブランド力や地元のメディアを戦略的に使い分ける。市場が伸びている中で労働人口の増加は見込まれないからこそ、一人当たり生産性を向上させ、価格競争に巻き込まれない地方企業の生存戦略ではないかと考える。
参照:
『不動産仲介とリノベ事業を融合 建築で差別化するネクストワンの戦略』
https://www.reform-online.jp/news/developer/67724.php