## 記事サマリ
・コロナ禍による元請け倒産等の経営危機を機に、下請け脱却と徹底したコスト削減を断行した。
・チラシからWEB集客へ移行しAI検索対策を徹底。元請け化により粗利率倍増と客単価向上を実現。
・業績回復を果たした現在の目標は、工場を対象とした「遮熱事業」による法人向け元請けの拡大。
## 感想・考察
同社が下請けから元請け事業へと転換を図った背景には、特定企業に依存する下請け構造の脆弱性がある。コロナ禍における元請けの倒産で多額の不渡りを経験したことから、自社で直接顧客を獲得する方針へとシフトした。笠原社長が「断腸の思いでコストカットを断行した」と語る通り、固定費の削減と並行してAI検索対策やウェブ集客に注力した。これにより月30件の安定した問い合わせを獲得し、結果的に粗利率の倍増と単価向上を実現している。このことから、不測の事態において自社の存続を他者に委ねることは致命的なリスクを孕んでいると言える。確かな施工技術だけでなく、デジタルを活用して自らの手で集客路を開拓することが、予測不能な時代を生き残るための術となる。
参照:
屋根リフォームのまるかさ、コロナ下の赤字から起死回生