LIXILの成長から見る、リフォーム需要
## 記事サマリ
・事業セグメントを複数持つLIXILは、新築住宅市場の低迷という逆風を受けながらも、前年同期比60.4%増の増益を達成した。
・勝因には、新築依存からリフォーム市場へのシフトチェンジや、欧州に展開している水栓ブランドの収益回復などがある。
・セグメント別でみると低迷や横ばいもあったものの、リフォーム向け売り上げは拡大基調にもあることから、今後の安定成長が期待できる。
## 感想・考察
新築住宅着工の減少に伴い、リフォーム向け売り上げを拡大できているという同社の現状を鑑みると、その背景は「住宅設備をフルラインで提供できる」というビジネスモデルにあると考えられる。セグメント別でみると、ハウジングテクノロジーなどの新築減少で直に影響を受けやすい事業は伸び悩んだものの、それ以外の分野で概ね収益改善ができており、これは多角的に事業を展開していた結果だろう。
このような仕組みは他メーカーでも見受けられ、例えばTOTOは強みである水回り中心のリモデル戦略や海外住設事業のほか、半導体産業などにも取り組んでいる。
今後は一般の需要を捉えつつ、同社のように多岐にわたって事業を見据えていくことが重要である。
参照:
『LIXIL---リフォーム主導の収益改善を進めつつ高配当を両立』
https://diamond.jp/zai/articles/-/1061292