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「脱・価格競争」と「情緒的価値」の創出—湘南デザインlaboにみる都市型リフォームの付加価値戦略

作成者: ヌリカエ・リフォスム運営事務局|26年30月18日

## 記事サマリ
・神奈川県藤沢市のホームプランニングは、ビジュアル重視のウェブサイト戦略で価格や商品名よりも「ライフスタイル」を想起させるブランディングを徹底。
・広告を打たずとも、理想の住まいを追求する感度の高い顧客層から年間150〜200件の反響を得ている。
・水回り設備交換のみの低単価・価格競争を避け、間取り変更や照明計画を含む「提案型リフォーム」で差別化。こだわり派の若年層もターゲットに組み込んでいる。

## 感想・考察
リフォーム市場が「修繕(マイナスをゼロにする)」から「自己表現(プラスを作る)」へとシフトする中、同社はデザインという無形資産をブランド化することで、価格競争から完全に脱却している。
注目すべきは、新築マンションを購入したばかりの層があえて数百万円を投じて「自分好みに作り変える」という、従来の「新築=完成形」という概念を覆す需要を掘り起こしている点である。
地方が「不動産の出口戦略」を求めているのに対し、湘南のような人気エリアでは「既存物件の個性を最大化する付加価値戦略」が鍵となる。今後、物件のスペック比較ではなく、「その空間でどんな暮らしができるか」という情緒的価値を定量化・可視化できる提案力が、都市型リフォーム企業の生存戦略としてより重要になるだろう。

参照:
単価300万円以上の内装強化へ ウェブにデザイン系事例公開