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「平均年齢65歳、月商7,000万円」業務委託営業組織の勝ち筋

作成者: ヌリカエ・リフォスム運営事務局|25年30月13日

## 記事サマリ
・同社のシニアスタッフの1カ月のリフォーム売上高は、25人合計で7000万円程度。
・シニアスタッフには固定給なしの歩合給制度を適用し、自発的に活躍できる設計を行っている。
・育成コスト・採用難に対し、シニア人材活用は魅力的である。

## 感想・考察
リフォームや注文住宅を手掛けるBeハウス(茨城県守谷市)は、65歳以上のシニア人材と業務委託契約を結び、月間7,000万円超のリフォーム売上を実現している。中には月500万円以上を1人で売り上げるスタッフもおり、2024年8月期の売上は前年比109%と右肩上がりで成長中だ。

注目すべきは、完全歩合給制度・売上ノルマなしという仕組みによって、“稼ぎたい人が稼げる”働き方を実現している点である。
また、シニア層の働きぶりを紹介するインタビュー動画を自社で発信しており、その姿が会社のアイデンティティとして広告的な役割を果たしている。

お客様に誠実に向き合い、同世代だからこその安心感が相談を呼び込んでいるのかもしれない。
さらに、若手人材の採用が難化する中で、シニア人材の活用が競争優位となる構図は、業界の構造変化に対する鋭い洞察の現れだと感じた。

これらのシニア人財活用事例は、他の事業者にとっても、採用戦略や組織設計の一つのサンプルとなりそうだ。
youtube.com/watch?v=scEO7Vb2GOI&feature=youtu.be

参照:
『82歳のスタッフも活躍 シニアチームで月7000万円』
https://www.reform-online.jp/news/builder/67209.php