## 記事サマリ
・全国建設労働組合総連合の調査によると、工務店の約9割が前年より工事原価が上がり、見積もりにも影響が出ているとのこと。
・リフォーム・新築ともに工事費が10〜19%上昇したとする回答が過半数を占め、価格転嫁は約7割が実施。
・補助金の活用へは手続きの煩雑さが障壁となっており、省エネ法改正への不安に加え、工期やコスト増への懸念が広がっている。
## 感想・考察
いつの時代も資材高騰や人手不足が叫ばれているが、今年は特に中小の事業者の倒産が過去最多となった年だった。
施主側にとっては、物価高騰によるリフォーム資金繰り難だけでなく、AIの台頭により工事に対するリテラシーが向上し、結果的に施工会社にとって価格競争が苛烈になっている。
高価格かつ高成約を両立するには、モノ売りではなく「お施主さんの理想とするライフスタイルを一緒に構築する伴走型提案」が欠かせない。
参照:
『インフレが工務店に直撃 9割「1年前より工事原価上がった」』
https://www.reform-online.jp/news/builder/66910.php