リフォーム企業の新しい形の空き家活用事業

## 記事サマリ
・リフォームや増改築を手掛けるニッカホームが、空き家などを活用した民泊事業へ参入。
・当初は40~60代の利用を想定していたが、フォトジェニックさが評価され、20~30代の若者や外国人観光客の利用が増加。
・担当者は「将来的には東京や大阪で勝負したい」と意気込みを見せている。
## 感想・考察
空き家活用は、国が施策を推進しているほど今後の課題が山積する分野。とはいえ人口減少が進み、戸建てに定住する人口も比例して減っている現状では、企業の施策単体での空き家問題の解消は難しい。
今回の事例では同社のノウハウを生かした空き家リノベ工事によって、民泊の内装が利用者の期待値を上回ったことが予想外の成果を生んでいる。この接点をきっかけに将来の顧客への企業認知が広がることはもちろん、周辺住民からの理解を得ることも重視している事業のため、中長期だけでなく目先の顧客ニーズ獲得にも繋がると想定される。
今後の展開拡大、メイン事業への貢献度にも注目が集まるだろう。
参照:
『ニッカホーム 民泊事業へ参入 年内3施設 東京、大阪進出も視野』
https://www.chukei-news.co.jp/news/2025/09/13/OK0002509130101_01/