サーラグループがリフォーム事業を再編、新会社「サーラリフォーム」へ集約

## 記事サマリ
・サーラコーポレーションは、ストック住宅ビジネスの拡大に向けて、グループ内の組織再編を実施する。
・一昨年、子会社化した安江工務店を存続会社としてリビングサーラを吸収合併し、各社に分散していたリフォーム機能を集約して、新会社「サーラリフォーム」を発足させる。
・新築の縮小や空き家の増加を背景に、M&A後に分散していた住宅関連事業を一本化することで、対応力を強化する狙いがある。
## 感想・考察
今回の事例は、リフォーム業界の大手同士の統合に伴って、組織体制を根本から見直す象徴的な動きである。市場の変化に伴って大企業の再編が相次ぐ中で、単に規模を拡大するだけでなく、同グループ内にある似たような組織それぞれの強みを的確に把握し、相乗効果が出やすいように適切に再編していく力が企業に試されている。
安江工務店をはじめとする各社がこれまで培ってきたブランド力や顧客からの信頼を失わせることなく、事業をより多角化し、グループ全体のシナジーを生み出せるかが、同社にとって次なる成長への重要なフェーズとなるだろう。
変化に対応するためには、こうした業界を巻き込む再編の波を捉えながら、改めて自社にしかない強みや立ち位置を的確に把握し、独自の価値を磨き上げていく必要がある。