新ブランド戦略が成功、リフォーム売上高9.5億円を達成

## 記事サマリ
・ビルダー「悠悠ホーム」は、リノベーション事業を強化し前期比売上42%増となった。
・新築OBへのアフターフォロー強化と新ブランド「プラスデザインリノベ」を立ち上げを行う。
・大規模な感謝祭やモデルハウスを開設し、集客を行う。
## 感想・考察
同社の売上の増加には、単価向上につながるいくつもの施策が背景にある。
新築住宅を手掛ける工務店やビルダーは、新築需要が停滞する中で、リフォーム事業へ注力するようになってきた。
その中での同社の勝因は、単に新築OBへのフォローを強化したり、従来の小規模工事や水回り設備の単品交換に少しずつ付加価値をつけたりするだけにとどまらない点にあると考える。
大型改修専門ブランド「プラスデザインリノベ」を立ち上げ、専用ショールームを開設するという戦略が、効果的な集客と高単価受注の獲得に結びついたのかもしれない。
これまでの強みであった省エネ性能や施工技術だけに頼るのではなく、こうした大きな投資に踏み切り成功に導いた同社の決断力と実行力は、他の企業にとっても学ぶべき点が多いだろう。
参照:
『年300棟のビルダー、新規・OBフォロー強化でリフォーム売上高9億円に』
https://www.reform-online.jp/news/builder/67380.php